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貧血(血液)/内科外来

Hematology medicine

貧血(血液)/内科外来Hematology medicine

このような症状の方はご相談ください

  • ①顔色が悪い(蒼白)
  • ②貧血症状
  • ③息切れ
  • ④立ち眩み
  • ⑤あざができやすい
  • ⑥出血が止まりにくい
  • ⑦発熱が続く

対応疾患

血液内科疾患でよくみられる症状は、貧血による息切れ、白血球異常に伴う発熱、血小板減少・血液凝固系異常等による出血傾向などです。
出血傾向がある場合には、血が止まりにくかったり、皮膚に紫斑といわれる赤~紫色の色調変化が出ることがあります。
適切な検査を行うことで原因をつきとめ、適切な治療が必要となりますので専門的な診察をお勧めいたします。

血液疾患には、経過観察可能な疾患から緊急度の高い悪性疾患まで、様々なご病気が含まれます。
代表的なものとしては急性白血病や悪性リンパ腫などが挙げられ、特に急性白血病は一刻を争う重大な疾患ですが、鉄欠乏性貧血などの一般的な病態も扱います。専門色の強い診療科のため、病態、緊急度、重症度などのイメージが分かりにくいと思います。血液疾患の診断には骨髄検査やリンパ節生検といった検査を要することがあり、その場合は総合病院の血液内科への受診が必要です。

クリニックでは、良性疾患の診察、血液の異常を指摘されたけどどこに行けばいいのかわからない、血液疾患で抗がん剤は不要だけど経過観察が必要などといった場合に受診頂けます。
例えば、鉄欠乏性貧血の精査治療、ビタミンB12・葉酸欠乏性貧血の精査治療、良性疾患(治療不要な溶血性貧血、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病など)の経過観察、抗がん剤治療を必要としないMDS、MGUSなどの経過観察などが可能です。
特に鉄欠乏性貧血は有病率も高く、症状(ふらつき、立ちくらみ、動機、息切れなど)でお困りの方は多いと思います。若年女性であれば月経に伴う鉄欠乏が原因であることがほとんどですが、場合によっては消化器疾患や婦人科疾患などが隠れていることもあり注意が必要です。

また、健康診断で白血球、ヘモグロビン(血色素量)、血小板数などの異常を指摘された、リンパ節が腫れた、血が止まりにくい気がする、紫色の斑点が出たなどといった際には、血液疾患の可能性があります。中には注意が必要な状況もあり、総合病院受診の必要性も含めてご検討させて頂きますので、是非気軽にご相談ください。

ふらつき

貧血検査

貧血検査は、血液検査により、血液中の「赤血球数」「ヘモグロビン」「ヘマトクリット」の値を調べて診断します。老若男女によって基準値などが異なりますが、ヘモグロビン量に応じて軽度・中度・重度の貧血と判断されます。

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は、体の中で鉄が不足して起こる病気。原因としては、第一に食事からの鉄の摂取量不足。第二に妊娠や出産、授乳期や成長が著しい思春期において、鉄分の必要量が増加していることなどが挙げられる。ほかにも、食事の栄養バランスの偏りも鉄欠乏性貧血の原因となることがある。血をつくるために必要な栄養素であるたんぱく質や鉄、ビタミンB6、ビタミンB12や、鉄の吸収を良くするビタミンCが不足していることが、鉄欠乏性貧血を引き起こしてしまうケースもよく見受けられる。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、痔などによる出血、月経が異常に多いときなど、大出血や慢性的な出血過多が、鉄欠乏性貧血の原因となることもある。 血液検査により、ビタミンB12、葉酸、フェリチンなどの検査により判断されます。

再生不良性貧血

再生不良性貧血とは、血液中のすべての細胞を生み出す造血幹細胞が減少し、血液中の赤血球、白血球、血小板が減少してしまう病気です。 この状態を汎血球減少と呼びます。 赤血球が少なくなると酸素欠乏の症状が起こり、だるさや動悸、息切れを感じます。 白血球が少なくなると、肺炎などの細菌感染症を起こしやすくなります。

血小板減少症

血小板減少症とは、血小板の数が少なくなった状態で、出血のリスクが高まります。 血小板減少症は、骨髄で作られる血小板が少なすぎる場合や血小板が破壊されすぎたり、腫大した脾臓に蓄積されすぎたりした場合に発生します。 皮下出血やあざがみられます。 血液検査を行って、診断を確定するとともに、その原因を特定します。

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